【大阪杯2025予想】本命馬候補5選情報

【ステレンボッシュ】昨年の桜花賞を制した実力馬だ。桜花賞ではスタートこそ速くなかったものの、二の脚で中団につけ、馬群の中で窮屈な展開を強いられたが、直線でアスコリピチェーノの内を突いて抜け出し、リードを保って1着を獲得。オークスでは中団から進め、直線で内を突いて一時先頭に立つも、外から伸びた馬に交わされ2着。秋華賞は体重10kg増ながら仕上がりは良く、外枠からの出遅れで後方待機となったが、直線で内を突いて3着と健闘した。昨秋の2戦はスタートの遅れで位置取りに苦しんだ印象が強く、大阪杯の内回りコースではスタートを決め、ある程度のポジションを確保することが鍵となる。モレイラ騎手とのコンビ継続も注目され、2025年大阪杯での巻き返しに期待がかかる。 【ベラジオオペラ】昨年の大阪杯では、先手を取るスタニングローズを見ながら2番手を進み、流れに乗りつつ外からローシャムパークと併走。直線では内から迫るルージュエヴァイユとの接戦を制し、2頭に競り勝ってGI初制覇を達成した。この勝利は、ベスト条件とされる阪神芝2000mでの実力が際立った結果だ。一方、宝塚記念では3、4番手を進み、勝負所で外から進出するも、4コーナーでブローザホーンとソールオリエンスに交わされ、道悪の中でも踏ん張ったが3着に終わった。早くから結果を残してきたが、陣営が「完成期は5歳以降」と語るように、有馬記念(4着)でのトリッキーなコース適性も示し、成長が顕著。2025年大阪杯での走りに注目が集まる。 【シックスペンス】昨年の毎日王冠では…

続きを読む

大阪杯コース解説(阪神競馬場芝2000m内回り)

大阪杯の近年の走破時計は、2017年1分58秒9、2018年1分58秒2、2020年・2022年1分58秒4、2023年はジャックドールが1分57秒4の大阪杯レースレコードを記録しました。阪神競馬場芝2000mのコースレコードは、2018年鳴尾記念でストロングタイタンが1分57秒2で走破しています。大阪杯は、G1でスローペースにはなりにくく良馬場馬ななら1分58秒台前半の高速決着の可能性が高くなります。2019年は時計の掛かる馬場の影響で2分01秒0、2021年は重馬場で2分01秒6でした。阪神競馬場芝内回りBコースの1周距離は1,713.2m、幅員は20~25m、直線距離は359.1m、高低差は1.9mです。1コーナーまでの距離は325m。向正面直線から外回り3コーナーから4コーナー、向正面および外回り3コーナーから4コーナーの内側に傷みがみられますが、全体的には良好な状態です。スタート地点は正面スタンド前直線右の4コーナー出口付近。1コーナーまでの距離は325m、内回りコース使用で、一周強回ります。スタート直後に阪神名物の約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる、勾配率1,5%の急坂があります。ゴールまでこの急坂を2度越えるタフなコース設定です。ゴール前の直線距離が359.1mと短く、急坂があり、速い流れに対応できるスピード能力、コーナーリングでの器用さを伴う瞬発力、そしてゴール前の急坂を駆け上がる底力が要求されます。芝2000mで実績のある馬が力を発揮しやすいコースです。コーナーが4…

続きを読む