【アドマイヤズーム】
昨年の朝日杯FS(G1)では、最内枠からスムーズに先団へ取り付き、道中は2番手を追走。直線では進路を外に取り、余力十分に抜け出しての完勝。未勝利戦からの連勝で2歳王者に輝いた。父モーリス譲りの中距離適性と、母系にダイワスカーレットの血を引くスピードのバランスが魅力。4か月ぶりの復帰戦となったニュージーランドT(G2)では、初の長距離輸送ながらテンションも落ち着いており、好位追走から直線で抜け出す理想的な競馬を展開。最後はイミグラントソングにクビ差交わされ2着に甘んじたが、悲観すべき内容ではない。1週前追い切りでは栗東CWで6F80.5秒-ラスト10.7秒の鋭い伸びを見せ、状態は着実に上昇中。川田将雅騎手とのコンビ継続も心強く、東京マイルは朝日杯の内容からも舞台適性が非常に高いと評価できる。
【ランスオブカオス】
新馬戦を勝ち上がった直後に挑んだ朝日杯FS(G1)では、スタートで出遅れながらもインを巧みに立ち回り、直線で鋭く伸びて3着。キャリア1戦でG1に臨んだとは思えぬ立ち回りと末脚で高い潜在能力を証明した。その後、きさらぎ賞(G3)では中団からの競馬で4着、続くチャーチルダウンズC(G3)では好位から馬群を割って抜け出し、地力強化を示す内容で重賞初勝利を挙げた。1週前追い切りでは美浦Wコースで6F81.2秒-終い11.0秒と終い重点の理想的な時計。調教過程からもピークに仕上がっている印象で、東京マイルも朝日杯の内容から適性面に不安はない。
【イミグラントソング】
前走・ニュージーランドT(G2)では、外枠からやや出負けしたものの、二の脚で中団を確保。道中は折り合いに専念しつつ外めを追走し、直線では進路を外に取ると豪快な差し脚を発揮。アドマイヤズームをゴール寸前で捕えて勝利し、一躍主役候補に名乗りを上げた。東京芝1600mでは未勝利戦での圧勝を含め2戦1勝・3着1回と安定感があり、舞台設定に対する懸念は皆無。1週前追いでは栗東坂路で4F51.8秒-ラスト12.0秒と高水準の時計をマークし、音無秀孝師も「前走以上の状態」と上積みを明言。ルメール騎手との新コンビで、展開次第では再び鋭脚を繰り出すシーンも十分想定される。
【マジックサンズ】
札幌2歳S(G3)では外々を回るロスのある競馬ながら、直線で内から伸びたアルマヴェローチェを差し切って快勝。以降は朝日杯を回避し、皐月賞(G1)で復帰。最後方からの競馬となったが、直線では唯一33秒台の上がり(33.8秒)をマークし、内容的には見どころの多い6着だった。距離短縮と直線の長い東京コースは、末脚に特化した本馬にとって好条件。1週前追いでは栗東CWコースで6F79.8秒-終い11.0秒と、高負荷かつしっかりとした反応を確認でき、陣営の仕上げにも抜かりはない。新たに手綱を取るC.デムーロ騎手との呼吸が合えば、一気の戴冠も夢ではない。
【サトノカルナバル】
函館2歳S(G3)では内目を立ち回りながら直線で抜け出し、2戦2勝で重賞制覇。秋にはBCジュベナイルターフ(G1・米)に日本馬として初挑戦し9着と苦戦したが、遠征経験自体が大きな糧となった。帰国初戦の共同通信杯(G3)では流れに乗ったものの、直線での反応がひと息で5着。ただし、上がり3Fは33.7秒と切れ味は示しており、距離短縮での巻き返しは十分可能。美浦Wでの1週前追いでは6F79.9秒-終い11.1秒と好内容をマークし、堀調教師も「条件が好転する」と前向き。モレイラ騎手を配してきた点からも、陣営の本気度は高く、再び注目を集める存在となりそうだ。
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