ヴィクトリアマイル 追い切り/調教情報

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【アスコリピチェーノ】
4月23日に美浦へ帰厩後、約3週間で軽めを含む10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分。中でも直近3週の内容は圧巻です。美浦Wコースでの3頭併せでは、助手を背に2頭を追走して最先着。5月14日の最終追い切りでは、79.1-64.4-49.8-35.6-22.9-11.2(美W)と、ラスト200m11.2秒の鋭い伸びで外の2頭をあっさり交わしました。
先週(5月7日)はラスト11.0秒、先々週(4月30日)は1000m65.8秒と好時計を連発し、すべて最先着。反応の鋭さと力強い伸び脚はまさに絶好調。文句なしの仕上がりです。

【ステレンボッシュ】
5月2日に美浦へ帰厩し、4日からWコースを中心に週2本、計4本の追い切りを消化。放牧先での乗り込みもあり、調教量に不足はありません。特に直近2週の動きは秀逸。
5月14日の最終追い切りでは戸崎騎手が騎乗し、オープン馬との併せ馬で99.3-82.4-66.4-50.9-36.1-22.9-11.3(美W)をマーク。楽な手応えで追走から内に並び、鋭い脚で併入しました。先週(5月7日)も先行して外を回り、余裕を持って先着。普段は調教駆けしないタイプですが、今回は動き・反応ともに文句なしの仕上がりです。

【ボンドガール】
前走後も美浦で在厩調整を続け、中4週の秋華賞時と同様のリズムで仕上げられました。単走中心に6本の追い切りを消化し、調整は順調そのもの。
嶋田騎手が直近3週の追い切りに連続騎乗し、5月14日の最終追い切りでは美浦坂路で53.7-39.5-25.7-12.7と加速ラップを刻みながら、ほぼ馬なりで軽快な動きを見せました。
先週(5月7日)はWコースでラスト200m11.2秒、先々週(4月30日)は坂路で好時計を記録。反応の良さと柔らかな動きが目立ち、仕上がりはほぼ万全です。

【クイーンズウォーク】
4月23日に栗東へ帰厩し、4月30日から単走で5本の追い切りを消化。追い切り本数こそ少なめですが、軽めの調整も多く、全体としての調教量は十分。
特に直近2週のWコース追い切りが好内容で、5月14日の最終追い切りでは中内田調教師が騎乗し、55.0-39.1-24.1-11.9(栗東W)と軽めながらリラックスした走りと鋭い伸びを披露。
先週(5月7日)は川田騎手が騎乗し、終いだけ促してラスト400m11.7-11.1秒の好時計をマーク。反応の良さ、切れ味ともに際立ち、輸送前としては理想的な仕上がりです。

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