ヴィクトリアマイル・注目の穴馬たち
ヴィクトリアマイル・注目の穴馬たち
【アドマイヤマツリ】アドマイヤマツリ(牝4歳)は、2025年5月18日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1・芝1600m)に挑む新星だ。美浦・宮田敬介厩舎所属で、父はキタサンブラック、母はアドマイヤナイト(母父アドマイヤムーン)。2024年6月の初勝利から一気に成長し、秋には紫苑S(G2)で3着、そして前走の福島牝馬S(G3)では後方一気の差し切りで重賞初制覇を飾った。これまで1800m以上を中心に走ってきたが、今回は初のマイル挑戦。東京芝1600mも未知数だが、1週前の美浦Wコースでは5F65秒台をマークし、末脚の爆発力に注目が集まる。福島牝馬Sは稍重での勝利だったが、高速馬場への対応もカギとなりそうだ。相手にはアスコリピチェーノ、ステレンボッシュといった強豪が揃うが、2連勝中の勢いと450kg前後の軽量な馬体による機動力を武器に、一発を狙う。
【サフィラ】サフィラ(牝4歳)は、ヴィクトリアマイルで伏兵以上の存在感を放ちそうな実力馬。栗東・池添学厩舎所属で、父はハーツクライ、母はサロミナ(母父Lomitas)。G1馬サリオスの全妹として注目され、2歳時にはアルテミスS2着、阪神JF4着と早くから素質を示してきた。馬体の成長が進んだ3歳秋以降は本格化し、前走の阪神牝馬S(G2)では直線で鮮やかに差し切って重賞初勝利。東京1600mは今回が初めてだが、1週前追い切りでは栗東CWで6F80秒台、終い1F11秒2の鋭い動きを見せており、調子は万全。松山弘…


