【マイラーズカップ2026予想】調教・追い切り情報

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【アドマイヤズーム】

レッシュな状態で巻き返しを図るマイラーズカップの有力馬アドマイヤズームは、栗東・DPコースを単走で追われ、6ハロン83秒7―11秒5を馬なりで計測。前脚を大きくかき込む迫力十分の動きで、好気配を存分にアピールしました。友道調教師は「単走でサッと。1週前もしっかり時計が出ているからね」と満足げにうなずいています。馬なりで6ハロン83秒7―11秒5というタイムは、マイラーズカップ本番に向けて仕上がりの良さを示す内容です。昨年はまさかの未勝利で悔しいシーズンを送ったアドマイヤズーム。ニュージーランドT(3走前)から爪の不安があり、1年間悩まされたと友道師は振り返ります。3戦しか消化できず、NHKマイルC(14着)では落鉄もあった苦しい1年でした。しかし今回は1か月以上も丹念に乗り込み、順調そのもの。休養を挟んで爪の不安が解消され、体調は万全です。15日はCWコースで6ハロン79秒3―11秒0と抜群の動きを見せ、2歳時のキレ味が蘇った印象を与えました。友道師は「2歳の時の走りはできると思う。休み明けでも走れる気性だし、落ち着きもある」と自信を口にしています。朝日杯FSを勝った京都のマイル舞台で復活を果たし、マイラーズカップでマイル界の頂点を狙うアドマイヤズーム。最新の調教・追い切りからは、爪の不安がなくなり精神面も安定した好調ぶりが伝わってきます。

【ウォーターリヒト】

意欲的な最終追い切りに、これまでとは違う勝負気配を感じさせたマイラーズカップの注目馬ウォーターリヒト(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ドレフォン)は、栗東・坂路でリアライズ(6歳2勝クラス)を2馬身先行して52秒2―11秒8をマークしました。いっぱいに追う僚馬に対して余裕のある手応えで首差先着。力感あふれるフォームで坂を駆け上がり、迫力十分の動きを披露しました。石橋調教師は「うちに来て初めてやな」と意味ありげな笑みを浮かべ、転厩後6戦目で初めてレース当該週に併せ馬を行った意図を「体つきを見て、太いという訳ではないけど、やってもいいかなと。(輸送が近い)京都だから」と説明しています。16日の1週前追い切りはCWコースで併走馬に手応えで見劣り、「少し重たそうに見えた。これで変わると思う」とトレーナーが話していましたが、熟慮の末、最終追い切りでも併せ馬を敢行。見事先週とは一変した内容に「状態も上がってきたね」とうなずきました。まさにこのひと追いで急上昇。

【オフトレイル】

つ目のタイトルを狙うマイラーズカップの有力馬オフトレイルは、栗東坂路で単走。前進気勢たっぷりにキビキビと登坂し、4F53秒2-38秒2-12秒0をマークしました。追えばどこまでも突き抜けそうな手応えで、末脚のキレ味が存分に感じられる内容でした。吉村師は「1週前にCWで長めからやっていますし、今週はいつも通り。調整は苦にしませんね」と納得の表情を浮かべ、順調な仕上がりに満足げです。空気を切り裂くような“圧倒的な末脚”を武器に、重賞戦線で存在感を放ってきたオフトレイル。昨年のマイルCSでは、上がり最速となる3F32秒6の鬼脚で4着と、G1メンバー相手でも遜色ない脚力を証明しました。今季の始動戦となった東京新聞杯は10着と精彩を欠きましたが、実績のない東京マイルに加えてトップハンデという厳しい条件が重なったためです。一方、今回はレコードVを飾ったスワンSを含め3勝を挙げる京都が舞台。吉村師は「上位の決め手を持っているのは間違いないですし、得意な京都の下り坂を生かしたい。いい結果を残して安田記念へ」と言葉に熱を込めています。自慢の豪脚を爆発させる絶好の舞台。

【シックスペンス】

重賞3勝を挙げるマイラーズカップの出走馬シックスペンス(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父キズナ)は、国枝厩舎の解散に伴い田中博康厩舎へと転厩。今回が待望の転厩初戦となります。19日には美浦・Wコースで強めに追われてラスト11秒1(5ハロン70秒1)の好タイムをマーク。早速、脚力の高さを見せつけ、能力の一端を披露しました。美浦の坂路やポリトラックとは異なるWコースでの調整ながら、鋭い伸びを見せた点は転厩初戦に向けて明るい材料と言えそうです。しかし、トレーナーは「比較ができないので何とも言えないですけど、芝の中距離を走るような馬体の柔軟性をしていない。手前の替え方もぎこちない」と辛口の評価を下しています。能力を引き出すのに苦心している様子で、新たな環境での適応が鍵になるとの見解を示しました。国枝厩舎時代に築いた重賞3勝の実績を活かしつつ、田中博康厩舎でどのように馬体を仕上げるかが焦点です。マイラーズカップ本番では、転厩初戦の不安を払拭できるかが大きなポイント。最新の調教・追い切りからは、脚力のポテンシャルは確かですが、馬体の柔軟性やリズムの改善が急務であることが浮き彫りになりました。

【ベラジオボンド】

坂路を63秒2―15秒4で調整。パワフルな脚さばきで好調を存分に感じさせる動きを披露しました。黒野助手は「心身ともに、充実期なのかなと思います」と笑顔を見せ、5歳にして本格的なピークを迎えた印象です。今年に入って2戦2勝と無敗をキープし、前走の六甲Sも好位からしっかりと抜け出して勝ち切るなど、勢いに乗っています。23年12月の新馬戦を勝利で飾ったベラジオボンドは、その後3戦続けて重賞に挑戦。当時から大きな期待を集めていました。「ハミの受け方も改善して、走りのバランスも良くなってきています」と同助手が語るように、5歳を迎えてようやく本格化。ブリンカーをしているかのように集中力に課題があったものの、勝つときは着差の付かない粘り強さを発揮するタイプです。「強い相手と戦う方が、能力を出せると思います」と分析する通り、マイラーズカップのような舞台でこそ真価を発揮しそうです。4戦3勝、3着1回という戦績が示す通り、現状ではマイルがベスト距離。「体もボリュームがありますし、自分からスタスタ歩くようになってメンタルも集中しています」と黒野助手。心身が研ぎ澄まされた今、G2のマイラーズカップで好勝負必至です。

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