【エンブロイダリー】
牝4歳。
父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー(母父クロフネ)。
調教師は美浦の森一誠厩舎。
マイル適性の高い血統構成で、距離1600mは最適条件といえる。
これまでのキャリアは、昨年のクイーンCで重賞初制覇を飾ると、続く桜花賞、秋華賞とGⅠを2連勝し牝馬二冠を達成。
着外に終わったのはオークス(距離2400m・距離不適)と年末の香港マイル(初の海外遠征で11着)のみで、国内のマイル~中距離では抜群の安定感を誇る。
前走・阪神牝馬Sの内容は、1枠1番を引き、押し出される形でハナに立つ展開。
本来望む形ではなかったかもしれないが、ゆったりとした流れに落ち着かせ、ラスト3ハロンを33秒5の切れ脚でまとめてそのまま逃げ切った。
2着馬との差はクビ差ながら、追われてからも手応えに余裕があり、実力の差は着差以上に大きかった印象だ。
ヴィクトリアマイルへの展望は、東京1600mは桜花賞と同距離で父系・母系ともにマイル適性が高く、舞台は申し分ない。
国内の牝馬限定GⅠでは現時点で実力最上位の評価が妥当。
前哨戦を好内容で制し仕上がりも順調で、アクシデントさえなければGⅠ3勝目は十分射程圏内。
本命筆頭として高い期待が集まる一頭だ。
【カムニャック】
牝4歳。
父ブラックタイド、母ダンスアミーガ(母父サクラバクシンオー)。
調教師は栗東の友道康夫厩舎。
ステイヤー系の父と短距離寄りの母父を持つ複合的な血統で、幅広い距離への対応力が期待できる。
これまでのキャリアは、昨年はフローラSから直行したオークスで優勝。
フローラSからオークスを連勝したのは15年ぶりの快挙として注目を集めた。
秋はローズSも快勝して三冠牝馬を目指したが、秋華賞では1番人気に推されながら16着と大惨敗。
敗因はいまだ判明しておらず、不安要素として残る。
その後は約6ヶ月の長期休養を経て今シーズンに臨んだ。
前走・阪神牝馬Sの内容は、2〜3歳時はマイル戦で結果が出なかっただけに、マイル適性は未知数だった。
しかし前走の阪神牝馬Sでは推定上がり3ハロンが最速タイの末脚を繰り出し、エンブロイダリーにクビ差に迫る2着と好走。
意外な形でマイル対応力を示した収穫あるレースとなった。
ヴィクトリアマイルへの展望は、阪神より直線の長い東京1600mへのコース替わりはプラス材料で、差し脚が活きやすい舞台条件は歓迎だ。
展開次第では一気に差し切る能力は十分にある。
ただし秋華賞の惨敗の原因が不明な点と、マイル適性の裏付けが前走一戦のみである点は引き続き注意が必要。
エンブロイダリーを逆転するだけの素材は持ちながら、一抹の不安もある難しい馬だ。
【クイーンズウォーク】
牝5歳。
父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー(母父Harlington)。
調教師は栗東の中内田充正厩舎。
父キズナはヴィクトリアマイル優勝馬を複数輩出しており、東京芝コースとの相性は申し分ない。
これまでのキャリアは、重賞初制覇は今回と同じ舞台である東京マイルのクイーンC。
以降もGⅡ金鯱賞(牡馬混合)を制するなど、着実に実績を積み上げてきた。
秋は天皇賞(秋)に出走し9着に終わったものの、勝ち馬との差は0.4秒とまずまずの内容。
牡馬相手のGⅠ・GⅡでも互角以上に渡り合える確かな実力を持つ。
昨年のヴィクトリアマイルは、直線で大外から末脚を伸ばし、ゴール前は横一線の大激戦。
しかし最終的にアスコリピチェーノにクビ差だけ交わされ、惜しくも2着に終わった。
実力は勝ち馬と同等であることを証明したレースだっただけに、悔しさは格別だったはずだ。
ヴィクトリアマイルへの展望は、今年の最大のポイントは、昨年の勝ち馬アスコリピチェーノが不在であること。
まさにリベンジの絶好機が到来した。
東京マイルへの高い適性と、牡馬混合重賞でも通用する地力を考えれば、牝馬限定のGⅠでは上位争いが濃厚だ。
エンブロイダリーやカムニャックら勢いある4歳勢が強敵となるが、経験値と舞台適性では一歩も引かない。
昨年の悔しさを晴らすGⅠ初制覇に期待がかかる。
【チェルヴィニア】
牝5歳。
父ハービンジャー、母チェッキーノ(母父キングカメハメハ)。
調教師は美浦の木村哲也厩舎。
欧州色の強いハービンジャー産駒らしい、長く脚を使う末脚が持ち味で、広いコースで末脚を活かす競馬が合っている。
これまでのキャリアは、重賞初制覇は今回と同じ東京マイルのアルテミスS。
それを足がかりに一昨年のオークスと秋華賞を連勝し、牝馬二冠を達成。
世代を代表する名牝としての地位を確立した。
しかし二冠達成後は勝ち星から遠ざかっており、ジャパンCや有馬記念などを転戦するも上位進出を果たせない苦しい時期が続いた。
前走・中山記念の内容は、しばらく低迷が続いていた中、前走の中山記念では久々にこの馬らしい末脚が見られた。
勝ち切るには至らなかったものの、かつての伸び脚が戻りつつあることを示す内容で、陣営・ファン双方に希望の光をもたらすレースとなった。
ヴィクトリアマイルへの展望は、今回の舞台である東京マイルは、アルテミスSを制した最も実績のある条件。
広い東京の直線で末脚を最大限に活かせるレイアウトは、この馬のスタイルに合致する。
二冠の実績が示す本来の能力が戻っているなら、エンブロイダリーやクイーンズウォークにも引けを取らないはずだ。
課題は二冠後の長い低迷期から完全に抜け出せているかどうか。
前走の復調気配を本番で証明できるか、復活劇に期待がかかる一頭だ。
【ジョスラン】
牝4歳。
父エピファネイア、母ケイティーズハート(母父ハーツクライ)。
調教師は美浦の鹿戸雄一厩舎。
全兄にGⅠを3勝した名馬エフフォーリア(2021年有馬記念など)を持つ良血馬で、競馬界でも注目度の高い存在だ。
これまでのキャリアは、全6戦で「1着・4着・1着・2着・4着・1着」という波のある成績。
勝つときは鮮やかに差し切り、着外に沈む時は展開が噛み合わない印象で、まだ底を見せていない馬という評価が定着している。
昨秋は紫苑Sで2着に好走し、続く秋華賞でもGⅠ初挑戦ながら4着と善戦。
着実に経験を積んで成長している。
前走・小倉牝馬Sの内容は、今年の初戦となった小倉牝馬Sでは、直線で大外からスパートをかけると接戦をモノにして差し切り優勝。
重賞初制覇を飾った。
決め手の鋭さと勝負強さを改めて証明したレースで、今まさに充実期を迎えているといえる。
ヴィクトリアマイルへの展望は、最大の焦点は今回が初挑戦となるマイル1600mへの対応だ。
本来は2000m以上の距離の方が良さが出るタイプとされており、距離短縮がどう影響するかが勝負の分かれ目になる。
ただし東京芝は1勝クラス(カーネーションC)での勝利経験があり、広い直線での末脚勝負は歓迎材料。
展開が向いて直線大外から末脚炸裂となれば、上位陣を脅かす一発も十分ありうる。
兄に続くGⅠ馬誕生への期待は大きい。
牝4歳。
父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー(母父クロフネ)。
調教師は美浦の森一誠厩舎。
マイル適性の高い血統構成で、距離1600mは最適条件といえる。
これまでのキャリアは、昨年のクイーンCで重賞初制覇を飾ると、続く桜花賞、秋華賞とGⅠを2連勝し牝馬二冠を達成。
着外に終わったのはオークス(距離2400m・距離不適)と年末の香港マイル(初の海外遠征で11着)のみで、国内のマイル~中距離では抜群の安定感を誇る。
前走・阪神牝馬Sの内容は、1枠1番を引き、押し出される形でハナに立つ展開。
本来望む形ではなかったかもしれないが、ゆったりとした流れに落ち着かせ、ラスト3ハロンを33秒5の切れ脚でまとめてそのまま逃げ切った。
2着馬との差はクビ差ながら、追われてからも手応えに余裕があり、実力の差は着差以上に大きかった印象だ。
ヴィクトリアマイルへの展望は、東京1600mは桜花賞と同距離で父系・母系ともにマイル適性が高く、舞台は申し分ない。
国内の牝馬限定GⅠでは現時点で実力最上位の評価が妥当。
前哨戦を好内容で制し仕上がりも順調で、アクシデントさえなければGⅠ3勝目は十分射程圏内。
本命筆頭として高い期待が集まる一頭だ。
【カムニャック】
牝4歳。
父ブラックタイド、母ダンスアミーガ(母父サクラバクシンオー)。
調教師は栗東の友道康夫厩舎。
ステイヤー系の父と短距離寄りの母父を持つ複合的な血統で、幅広い距離への対応力が期待できる。
これまでのキャリアは、昨年はフローラSから直行したオークスで優勝。
フローラSからオークスを連勝したのは15年ぶりの快挙として注目を集めた。
秋はローズSも快勝して三冠牝馬を目指したが、秋華賞では1番人気に推されながら16着と大惨敗。
敗因はいまだ判明しておらず、不安要素として残る。
その後は約6ヶ月の長期休養を経て今シーズンに臨んだ。
前走・阪神牝馬Sの内容は、2〜3歳時はマイル戦で結果が出なかっただけに、マイル適性は未知数だった。
しかし前走の阪神牝馬Sでは推定上がり3ハロンが最速タイの末脚を繰り出し、エンブロイダリーにクビ差に迫る2着と好走。
意外な形でマイル対応力を示した収穫あるレースとなった。
ヴィクトリアマイルへの展望は、阪神より直線の長い東京1600mへのコース替わりはプラス材料で、差し脚が活きやすい舞台条件は歓迎だ。
展開次第では一気に差し切る能力は十分にある。
ただし秋華賞の惨敗の原因が不明な点と、マイル適性の裏付けが前走一戦のみである点は引き続き注意が必要。
エンブロイダリーを逆転するだけの素材は持ちながら、一抹の不安もある難しい馬だ。
【クイーンズウォーク】
牝5歳。
父キズナ、母ウェイヴェルアベニュー(母父Harlington)。
調教師は栗東の中内田充正厩舎。
父キズナはヴィクトリアマイル優勝馬を複数輩出しており、東京芝コースとの相性は申し分ない。
これまでのキャリアは、重賞初制覇は今回と同じ舞台である東京マイルのクイーンC。
以降もGⅡ金鯱賞(牡馬混合)を制するなど、着実に実績を積み上げてきた。
秋は天皇賞(秋)に出走し9着に終わったものの、勝ち馬との差は0.4秒とまずまずの内容。
牡馬相手のGⅠ・GⅡでも互角以上に渡り合える確かな実力を持つ。
昨年のヴィクトリアマイルは、直線で大外から末脚を伸ばし、ゴール前は横一線の大激戦。
しかし最終的にアスコリピチェーノにクビ差だけ交わされ、惜しくも2着に終わった。
実力は勝ち馬と同等であることを証明したレースだっただけに、悔しさは格別だったはずだ。
ヴィクトリアマイルへの展望は、今年の最大のポイントは、昨年の勝ち馬アスコリピチェーノが不在であること。
まさにリベンジの絶好機が到来した。
東京マイルへの高い適性と、牡馬混合重賞でも通用する地力を考えれば、牝馬限定のGⅠでは上位争いが濃厚だ。
エンブロイダリーやカムニャックら勢いある4歳勢が強敵となるが、経験値と舞台適性では一歩も引かない。
昨年の悔しさを晴らすGⅠ初制覇に期待がかかる。
【チェルヴィニア】
牝5歳。
父ハービンジャー、母チェッキーノ(母父キングカメハメハ)。
調教師は美浦の木村哲也厩舎。
欧州色の強いハービンジャー産駒らしい、長く脚を使う末脚が持ち味で、広いコースで末脚を活かす競馬が合っている。
これまでのキャリアは、重賞初制覇は今回と同じ東京マイルのアルテミスS。
それを足がかりに一昨年のオークスと秋華賞を連勝し、牝馬二冠を達成。
世代を代表する名牝としての地位を確立した。
しかし二冠達成後は勝ち星から遠ざかっており、ジャパンCや有馬記念などを転戦するも上位進出を果たせない苦しい時期が続いた。
前走・中山記念の内容は、しばらく低迷が続いていた中、前走の中山記念では久々にこの馬らしい末脚が見られた。
勝ち切るには至らなかったものの、かつての伸び脚が戻りつつあることを示す内容で、陣営・ファン双方に希望の光をもたらすレースとなった。
ヴィクトリアマイルへの展望は、今回の舞台である東京マイルは、アルテミスSを制した最も実績のある条件。
広い東京の直線で末脚を最大限に活かせるレイアウトは、この馬のスタイルに合致する。
二冠の実績が示す本来の能力が戻っているなら、エンブロイダリーやクイーンズウォークにも引けを取らないはずだ。
課題は二冠後の長い低迷期から完全に抜け出せているかどうか。
前走の復調気配を本番で証明できるか、復活劇に期待がかかる一頭だ。
【ジョスラン】
牝4歳。
父エピファネイア、母ケイティーズハート(母父ハーツクライ)。
調教師は美浦の鹿戸雄一厩舎。
全兄にGⅠを3勝した名馬エフフォーリア(2021年有馬記念など)を持つ良血馬で、競馬界でも注目度の高い存在だ。
これまでのキャリアは、全6戦で「1着・4着・1着・2着・4着・1着」という波のある成績。
勝つときは鮮やかに差し切り、着外に沈む時は展開が噛み合わない印象で、まだ底を見せていない馬という評価が定着している。
昨秋は紫苑Sで2着に好走し、続く秋華賞でもGⅠ初挑戦ながら4着と善戦。
着実に経験を積んで成長している。
前走・小倉牝馬Sの内容は、今年の初戦となった小倉牝馬Sでは、直線で大外からスパートをかけると接戦をモノにして差し切り優勝。
重賞初制覇を飾った。
決め手の鋭さと勝負強さを改めて証明したレースで、今まさに充実期を迎えているといえる。
ヴィクトリアマイルへの展望は、最大の焦点は今回が初挑戦となるマイル1600mへの対応だ。
本来は2000m以上の距離の方が良さが出るタイプとされており、距離短縮がどう影響するかが勝負の分かれ目になる。
ただし東京芝は1勝クラス(カーネーションC)での勝利経験があり、広い直線での末脚勝負は歓迎材料。
展開が向いて直線大外から末脚炸裂となれば、上位陣を脅かす一発も十分ありうる。
兄に続くGⅠ馬誕生への期待は大きい。
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