【北九州記念2026予想】調教・追い切り情報

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【デアヴェローチェ調教・追い切り情報】

順調そのものの調整過程です。前走の葵S後は約2週間の短期放牧でリフレッシュし、始動となった1週前追い切りは栗東CWコースで6ハロン82秒9、ラスト1ハロン11秒4をマーク。3歳未勝利馬を2馬身追走する形から最後は4馬身先着する鋭い動きを披露し、状態の良さを如実に示しました。最終追いは余裕十分で、初コンビを組む川田将雅騎手が騎乗し栗東坂路で併せ馬を消化。4ハロン54秒1-39秒3-12秒4を刻んで同入でフィニッシュしました。時計以上に余裕十分の伸びのあるフットワークで急勾配を力強く駆け上がった内容が高評価で、専門家の調教診断でも最高評価の【A】が付けられました。調教師の期待と課題も明確で、上村調教師は「スピードがありますし、しまいも切れる脚を使える。1200メートルという距離が血統的にも良かった」とスプリント適性を強調。53キロの軽ハンデも味方につく見立てです。一方で「小倉の千二はかなりペースが速くなるから、その中でもリズム良く運べるかがカギ」と、高速決着への対応を課題に挙げています。
総じて、攻め過ぎることなく状態を維持できた理想的な仕上がりです。1週前の鋭い動き、最終追いの余裕十分のフットワーク、そして最高評価の調教診断とそろい、仕上がりは万全。あとは小倉の速い流れにリズム良く対応できるかで、重賞連勝への態勢は整っています。

【ヤマニンアルリフラ調教・追い切り情報】

派手さはないが状態良好の理想的な仕上がりです。最終追い切りは栗東坂路での併せ馬で、2本目に僚馬サトノロザリー(3歳未勝利)を追いかける形で4ハロン56秒1-40秒3-12秒0をマークし、最後はほぼ併入。しまい重点の内容で、芦毛の馬体を大きく使いつつラスト12秒0でしっかりと反応を見せました。この馬はもともと稽古で派手な動きをするタイプではなく、時計以上に「いい状態をキープできている」ことが評価のポイントで、昨年の勝利時と変わらぬ充実ぶりがうかがえます。調教師の太鼓判も心強く、斉藤崇史調教師は「順調にきているし、状態はいい」「特に問題なく、順調にこれていると思います」と仕上がりへの手応えは十分です。連覇へのカギは馬場傾向で、調教師は「前走のように五分のスタートから、末脚を生かす形になれば」と理想の競馬を語りつつ、「昨年は開幕週から差しの馬場だったが、今年は先週の感じでは結構、前の馬場。そこがどうか」と指摘。差し脚を武器とする本馬にとって、前有利の馬場になった場合にどう立ち回るかがポイントです。
総じて、昨年同様に「派手さはないが状態は良好」という理想的な仕上がりで、稽古駆けしないタイプながら勝負所での反応は昨年以上との見方もあり上積みも期待できます。あとは当日の馬場が差し馬に向くかどうか。昨年の勝利を知る王者は、万全の態勢で史上初の連覇に挑みます。

【フリッカージャブ調教・追い切り情報】

調教評価【S】の圧巻の仕上がりです。最終追い切りは栗東坂路で単走し、道中はほぼ馬なりで鞍上が合図を送るとラストは瞬時に反応、4ハロン53秒1-38秒2-11秒9を駆け抜けました。ラスト1ハロンの11秒9はこの日2番目に速い好タイムで、脚さばきの鋭さからはA級スプリンターの風情が漂います。2週続けて坂路でラスト1ハロンを11秒9にまとめており、東スポの調教採点では最高評価の【S】、他の専門家診断でも【A】評価と各所で高く評価されています。馬体のスケールアップも際立ち、前走の馬体重510キロは自身過去最高。西園翔太調教師は「体全体が大きくなって、筋肉もついてスプリンターらしくなってきた」とパワーアップした肉体を高く評価し、「状態に関しては本当にいい」と絶対の自信を示しています。「暖かくなるにつれてパフォーマンスを上げるタイプ」という夏の充実もこの時期にぴったりです。唯一の課題はハンデで、初めて背負う57.5キロは経験のない重い斤量ですが、陣営は「爆発的なスピードの源となっている鍛え上げられた肉体で克服できるはず」と楽観的。小倉は2戦2勝と負け知らずです。
総じて、最高評価【S】を筆頭に文句なしの仕上がりで、レコード勝ちの反動や疲れは一切見られず、むしろ馬体増を伴う成長ぶりが際立ちます。夏の小倉で覚醒した快速馬が、万全の態勢で重賞初制覇に挑みます。

【アンクルクロス調教・追い切り情報】

想定以上の好仕上がりです。最終追い切りは栗東CWコースで4ハロン51秒1-35秒8-11秒0を馬なりでマーク。当該週のサラッとした内容ながら、ラスト1ハロン11秒0という優秀な時計を馬なりで軽々と記録しました。高橋亮調教師は「今週は当該週なのでサラッとだけど、調教は一生懸命走る馬。時計的には良かった。この馬の力は出せる」と動きに納得の表情です。陣営の余裕と手応えも心強く、高橋調教師は「前走は速い時計・速い上がりに対応してくれたし、2着だったが内容はすごくよかった。ここがメイチ(最大目標)ではなく余裕を残して向かうつもりだったが、思った以上に戻ってきた時の状態が良かった」と説明。別の場面では「イメージ以上に仕上がっている」とも語り、ハンデ56キロも想定通りとしています。松若風馬騎手も「バランスが良くなり、順調に状態は上がってきている」と好感触です。安定した状態も評価でき、専門家の調教診断では【B】評価。「体がまっすぐ前に向いてからの走りはスピーディーで、最後まで脚取りもしっかり」と、デキ落ちのない「いい意味での平行線」と評されています。
総じて、メイチ仕上げではないながらも想定以上に状態が上向いた好内容です。馬なり11秒0の時計、【B】評価の安定感、そして陣営の「イメージ以上」というコメントとそろい、連続2着の勢いそのままに得意の小倉で重賞初制覇を狙える態勢です。

【サウンドモリアーナ調教・追い切り情報】

サウンドモリアーナの北九州記念に向けた調整は、上々の内容です。連勝中の勢いを裏付ける好気配で、陣営も「前走よりさらにデキは良くなっている」と手応えを口にしています。
最終追い切りは、栗東坂路での単走追いで、4ハロン55秒4-40秒4-12秒5をマーク。外ラチ沿いを歯切れのいい脚さばきで駆け上がり、フットワークの軽快さも目立つ好気配でした。担当の日比野助手は「促した程度で時計も指示通り。使いつつリフレッシュしたのが良かったようで、すごくいい状態。前走よりさらにデキは良くなっている。相手は強くなるがこの馬も底を見せていないし、チャンスはある」と、状態の良さと上昇度に自信を示しました。前週末に実質的な本追い切りを消化済みで、最終は軽めの調整だった点も、余裕のある仕上げと言えます。
1週前追い切りは坂路で800m57秒4-12秒3を馬なりでマーク。武英智調教師は「芝に使うタイミングも良かった。軽いキャンターをするし、芯が通っている。夏女って感じだし、今は具合がいい体つき。前走が番手で勝ったように、行きたい馬がいたら行かせてもいい」と、先行策の柔軟性にも言及しました。「夏女」という表現どおり、夏場に調子を上げる本馬の好調ぶりがうかがえます。
専門家の調教診断では【B】評価。「直線序盤で手前を替えるとやや集中力が乱れる場面もあったが、その後はキビキビとした軽快感のある動きで登坂。トモの使い方は1週前より良く見えるくらい」と、後半の動きが評価されました。1週前に指摘されたトモの緩さも、最終追いで引き締まってきた印象です。
総じて、サウンドモリアーナの調教は、連勝中の勢いを裏付ける上々の仕上がりです。最終追いの軽快な動き、「前走よりデキ良化」という陣営の評価、そして夏場の好調体質と、好材料がそろいました。武英智厩舎は小倉芝1200mを得意とする厩舎でもあり、3連勝で重賞初制覇を狙える態勢です。

【ヨシノイースター調教・追い切り情報】

8歳とは思えない素軽い動きです。最終追い切りは栗東坂路を単走で4ハロン53秒7-12秒1をマーク。終始馬なりでも手綱を少し引っ張るほどの手応えで、リズム良く鋭く伸びました。年齢を感じさせない素軽い脚取りが目を引く好内容で、中尾秀正調教師は「軽くていい動き。先週はステッキを入れていたけど、今日はノーステッキでサッと加速できた。状態はいいでしょう」と自信を深めています。夏場の驚異的な安定感が最大の武器で、この馬は暑さに滅法強く、6~8月は全8戦で連対率62.5%という驚異的な成績を誇ります。中尾師も「やっぱり毎年この時期は体調がいい。しんどくなる時期だが、ヨシノイースターは大丈夫」と太鼓判。まさに夏に輝くベテランです。好調の鞍上も心強く、鞍上は4戦連続コンビの田辺裕信騎手。前週のラジオNIKKEI賞を制しており、2週連続の重賞制覇がかかります。中尾師も「田辺がいろいろ作戦を考えてくれる」と期待を寄せています。
専門家の調教診断では【B】評価で、「絶好調時ほどの切れは感じないものの、無駄な力みがなく前後のバランスも整っている。8歳の夏を迎えたが、脚元の動き自体に大きな衰えはうかがえない」と、年齢を考慮しても安定した仕上がりが評価されています。トップハンデ58キロは課題ですが、2年連続2着の相性と万全の状態で、三度目の正直に挑みます。

【ランフォーヴァウ調教・追い切り情報】

状態は良好そのものです。最終追い切りは福永祐一調教師自らが騎乗し、栗東坂路で800m53秒2-38秒4-25秒1-12秒5を馬なりでマーク。1週前も坂路で52秒4-12秒6と軽快に駆け上がっており、順調に乗り込まれてきました。福永師は「追い切りは相変わらずいい動きをしているし、状態はいい」「動きは良かった」と状態面には太鼓判です。初の1200mへの期待が最大の焦点で、福永師は「初の千二がどうかも、千四の前走内容から千二でもと思う。1200メートルがいい方に出ないかな」と距離短縮にむしろ前向き。「(父が)カナロアだしね」と血統面のスプリント適性にも自信をのぞかせます。前走の谷川岳S(芝1400m)で前半600m34秒台の速い流れを経験済みという点も追い風です。ブリンカー効果も見逃せず、4走前から装着したブリンカーで一変し、前走の谷川岳Sで約1年半ぶりの勝利。福永師も「抜け出す時にソラを使うから、ブリンカーも効いている」と集中力向上の効果を評価しています。
一方、課題は追い切りの評価で、専門家の調教診断では【C】評価。「直線序盤で手前を替えるとよれるような感じ。ストライドの広がりもラストのはじけもひと息」と、動き自体は目立たなかったとの厳しい見方もあります。時計は出ていますが、映像面での迫力にはやや欠ける印象です。とはいえ、状態は良好で、1枠1番を引き、労せず先行できれば、初の1200mで新たな一面を見せて粘り込む可能性を秘めています。

【アブキールベイ調教・追い切り情報】

ベスト舞台での好調アピールです。最終追い切りは栗東坂路を単走で仕上げられ、実戦さながらの軽快感たっぷりのフットワークで4ハロン53秒7-38秒6-24秒7-12秒2を馬なりでマーク。デキの良さを印象付ける動きでした。坂口智康調教師は「先週しっかりやっているし、今週は輸送もあるのでやりすぎないことをテーマに追い切ったが、時計も内容も十分良かった。順調に来ている」と余裕を持った最終調整に納得の表情です。状態面の充実も強調され、近2走こそ2桁着順ですが、どちらもスムーズさを欠くレースぶりで状態面に不安があったわけではありません。三津谷助手も「緩めさせるよりしっかりめに負荷をかけて動きを確認した。この時期は走れているし、暑さを苦にしないタイプ」と夏場の好調を強調しています。ベスト舞台という適性が決定的で、坂口師は「小倉ではひとつ勝っていて相性はいい。距離も現状は1200mがベスト」と太鼓判。実際、小倉芝1200mは【1・0・1・0】と複勝率100%で、昨年のこのレースも0秒1差の3着でした。
専門家の調教診断では【B】評価で、「スピードに乗ってからの走りに非力感はなく、ラストの反応もシャープ。無駄な動きを度外視すれば上位ランクの内容」と、細身の馬体ながら鋭さのある動きが評価されました。総じて、ベスト舞台での変わり身を予感させる好内容で、坂口師の「大変身があっても驚けない」という言葉どおり、得意の舞台で重賞2勝目を狙える態勢です。
これで北九州記念の調教分析は8頭がそろいました。アブキールベイは「小倉1200m複勝率100%」という強力な舞台適性に加え、近2走の凡走で人気が落ち着きそうな点も、馬券的にはむしろ妙味。坂口師が「大変身」とまで言い切る仕上がりで、昨年3着からの巻き返しに注目です。

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