【クイーンステークス2026 当日最新情報】枠順確定・馬場は稍重!全14頭を馬番順で徹底チェック|エリカ&ココナッツの2強に割って入るのは?
いよいよ2026年8月2日(日)、札幌競馬場・芝1800メートルで第74回クイーンステークス(GⅢ・3歳上牝馬・別定)が15時25分に発走します。フルゲート14頭で争われる夏の女王決定戦、枠順が確定し、当日の最新情報が出揃いました。本記事では、馬場状況・馬場傾向・当日オッズを踏まえ、全出走馬を馬番順に徹底チェックしていきます。
当日の馬場状況・馬場傾向
札幌競馬場は当日曇り、馬場は稍重の発表。開催4日目を迎え、洋芝はある程度使い込まれた状態です。稍重まで渋ると、2024年にコガネノソラが1分47秒4の時計で制したように、洋芝本来のパワー要素が浮上します。時計のかかる馬場になれば、スピードよりもスタミナ・パワー型が有利になる傾向です。
コース形態としては、札幌の小回りはインを離さない立ち回りが奏功する場面が多く、枠順の評価も重要。3~4コーナーで早めに動ける機動力タイプが結果を残しやすいレースです。逃げ・先行馬にとっては、渋った馬場でもマイペースに持ち込めれば粘り込みが可能。差し・追い込み勢は、パワーの要る馬場で末脚が鈍らないかがポイントになります。
当日オッズ・人気の動向
単勝オッズでは、7番ココナッツブラウンが2.9倍で1番人気、9番エリカエクスプレスが3.4倍で2番人気と、この2頭が抜けた支持を集めています。以下、11番コガネノソラが9.5倍、12番ボンドガールが10.3倍、10番フェスティバルヒルが12.3倍、2番ケリフレッドアスクが14.2倍と続き、上位人気が固まっている印象です。それでは、馬番順に見ていきましょう。
1番 フレミングフープ(1枠・単勝40.1倍/10番人気)
最内枠を引いた伏兵。人気は上位に譲りますが、札幌の小回りで最内枠は、脚を溜めてロスなく立ち回れれば侮れない条件です。稍重の馬場でパワーが要求される展開になれば、持ち味を発揮できる可能性があります。単勝40倍台と人気薄だけに、馬券妙味を求めるなら押さえておきたい一頭。インをロスなく立ち回り、直線で切れ味を活かせる展開を待ちたいところです。1枠1番という絶好の経済コースを、どう生かせるかが鍵となります。
2番 ケリフレッドアスク(2枠・単勝14.2倍/6番人気)
前走の函館記念で牡馬相手に2着と好走した実力馬が、絶好の2枠2番を引きました。57キログラムを背負いますが、それだけの実績を残してきた証。父ドゥラメンテはヘイローの血を引き、このレースの活躍血統傾向に合致します。紫苑ステークスは逃げ、函館記念は差してと脚質が自在で、内枠から立ち回りの選択肢が広がったのは大きなプラス。横山武史騎手を配し、稍重のパワーが要る馬場も、小回りをパワーで捲り差すこの馬には向く可能性があります。人気以上の走りが期待できる一頭で、上位争いは必至とみます。
3番 カテリーナ(3枠・単勝22.9倍/7番人気)
五稜郭ステークスを勝って勢いに乗る上昇馬。前走の函館芝1800メートルを制し、北海道シリーズで結果を残しています。母父マンハッタンカフェの血を通じてサンデーサイレンスのクロスを持ち、欧州的なパワーとスタミナに寄った配合は、稍重の時計がかかる馬場でこそ持ち味が生きます。浜中俊騎手を配し、3枠3番という内目の枠を引けたのも好材料。条件クラスからの臨戦でGⅠ組が中心のここでは割引材料ですが、北海道での勢いは本物。展開が向けば、上位食い込みも狙える立場です。当日の馬場傾向は、この馬に味方する可能性があります。
4番 リラボニート(3枠・単勝31.5倍/8番人気)
こちらも人気薄ながら、内目の枠を引いた一頭。上位人気馬とは実績面で差がありますが、札幌の小回り・洋芝適性が問われる舞台では、地力だけでは測れない一面もあります。稍重の馬場でスタミナが要求される展開になれば、粘り強さを見せる可能性も。3枠4番からロスなく立ち回り、展開の助けを借りて上位争いに加わりたいところです。単勝30倍台と配当妙味は十分にあり、ヒモ荒れを狙う馬券なら押さえておく価値はあります。まずはスムーズなレース運びができるかがポイントです。
5番 アンゴラブラック(4枠・単勝17.4倍/5番人気)
年初の中山金杯で2着に好走した実績を持つ一頭が、単勝17倍台で5番人気に支持されています。牡馬混合の重賞で好走した地力は、牝馬限定のここでは見逃せません。4枠5番という中枠を引き、立ち回りの自由度が高いのも好材料。複勝は2.9~4.0倍と、堅実な走りへの期待から、上位人気に次ぐ支持を集めています。稍重の馬場で底力が問われる展開になれば、この馬の粘り強さが生きる可能性も。人気の盲点になりにくい存在で、馬券の軸としても押さえとしても機能しそうな一頭です。
6番 クリノメイ(4枠・単勝67.8倍/12番人気)
単勝67倍台と、出走馬の中でも人気薄の一頭。上位人気馬とは実績・能力で差があり、楽な戦いではありません。ただ、稍重の馬場で極端に時計がかかる展開や、上位人気馬が総崩れするような波乱含みのレースになれば、一発の可能性がゼロとは言い切れません。4枠6番から自分の競馬に徹し、まずは掲示板を目指したいところ。大穴党なら、3連系の相手の一頭として押さえる選択肢もありますが、基本的には人気上位馬を中心に組み立てたいレースです。展開の恵みを待つ立場となります。
7番 ココナッツブラウン(5枠・単勝2.9倍/1番人気)
堂々の1番人気に支持されたのが、昨年2着のこの実力馬。単勝2.9倍、複勝1.5~1.8倍と、圧倒的な支持を集めています。5枠7番という絶好枠を引き、期待は一段と高まりました。前走ヴィクトリアマイル5着はエリカエクスプレスとアタマ差の同タイムで、力の差はほとんどありません。昨年のこのレース2着、札幌記念2着と、とにかく夏の札幌に強いタイプ。滞在で落ち着いて調整され、状態も良好です。稍重の馬場も、パワーのある父キタサンブラック産駒には不安なし。北村友一騎手を配し、昨年の雪辱を果たす絶好機。堅実な末脚で、今度こそ重賞タイトルを狙います。
8番 エラトー(5枠・単勝103.2倍/13番人気)
単勝103倍と、出走馬中で最も人気を集めていない一頭。実績面では上位馬に大きく水をあけられており、正直なところ厳しい戦いが予想されます。ただ、競馬に絶対はなく、稍重の特殊な馬場や極端な展開が向けば、大穴として浮上する可能性も皆無ではありません。5枠8番から自分の力を出し切り、まずは着順を上げることを目指したいところ。馬券的には、超大穴を狙う3連単のヒモとして拾うかどうかの判断になります。基本的には、人気上位馬を中心に据えるのが賢明なレースといえるでしょう。
9番 エリカエクスプレス(6枠・単勝3.4倍/2番人気)
単勝3.4倍で2番人気、実質的な主役の一頭。昨秋の秋華賞2着馬で、前走ヴィクトリアマイルも4着と、GⅠで堅実に上位を確保してきました。1週前追い切りでCWコースで6ハロン78秒5、終い11秒1の好時計をマークし、仕上がりはメンバー随一。杉山晴紀調教師も「クイーンSを本線に逆算し順調」と手応え十分です。本来は1800メートルが適距離で、距離延長はプラス。逃げ馬不在のメンバー構成で、武豊騎手が楽にハナを切れれば、マイペースの粘り込みが濃厚です。6枠9番の枠も及第点。稍重の馬場でも、先行して押し切る形なら不安は小さく、軸候補の筆頭格です。
10番 フェスティバルヒル(6枠・単勝12.3倍/5番人気前後)
52キロの軽量で臨む3歳馬が、単勝12倍台と上位人気に食い込んでいます。半兄に皐月賞・有馬記念を勝ったミュージアムマイルがいる良血で、ファンタジーステークスを勝った実力の持ち主。このレースは3歳馬が近3年で2勝と好相性で、最軽量52キログラムは大きな武器です。前走の桜花賞17着は骨折休養明けが影響したもので、能力を問える内容ではありません。父サートゥルナーリアはロベルト系の血も引くパワー型で、稍重の洋芝はむしろ歓迎。西村淳也騎手を配し、休み明けを叩かれた上積みも見込めます。軽量とパワー型血統で、当日の馬場でこそ一変があって驚けない注目の一頭です。
11番 コガネノソラ(7枠・単勝9.5倍/3番人気)
一昨年のこのレース覇者が、単勝9.5倍で3番人気。7枠11番と、やや外めの枠を引きました。ゴールドシップ×ロージズインメイでヘイロー4×5・6のクロスを持ち、このレースの活躍血統傾向を体現する存在。今年の福島牝馬ステークスでも上がり3ハロン34秒1で差し切っており、末脚は確実です。追い切りは1週前に負荷、最終は馬なりで整える理想的な過程を踏み、菊沢隆徳調教師も「満足のいく仕上がり」とコメント。注目すべきは稍重の馬場で、2024年に稍重でこのレースを制した実績があり、時計のかかる洋芝はこの馬にとって絶好の条件です。丹内祐次騎手を配し、得意舞台での復活Vへ、当日の馬場は大きな追い風となります。
12番 ボンドガール(7枠・単勝10.3倍/4番人気)
秋華賞2着の実績馬が、単勝10.3倍で4番人気に支持されています。デビュー戦で後の桜花賞馬アスコリピチェーノを破った素質馬で、一昨年のこのレースでは2着に好走。舞台適性の高さは実証済みです。今年の小倉牝馬ステークスでも上がり最速の末脚で2着に追い込むなど、脚力は健在。前走ヴィクトリアマイル14着は東京マイルの忙しい流れが合わなかった面もあり、1800メートルへの延長で改善が見込めます。父ダイワメジャー譲りの先行力と立ち回りの巧さは、稍重の札幌コースで存分に生きるはず。佐々木大輔騎手を配し、リフレッシュした状態で悲願の重賞初制覇を狙います。7枠12番から、好位を確保できるかが鍵です。
13番 ルージュソリテール(8枠・単勝34.5倍/9番人気)
今春の阪神牝馬ステークスで3着に好走した実績を持つ一頭。単勝34倍台と人気は落ちていますが、重賞で連対圏に近い走りを見せた地力は侮れません。8枠13番と外枠を引いたのは、小回りの札幌ではやや不利な面もありますが、外から動いていく機動力型なら克服可能。稍重の馬場でパワーが問われる展開になれば、浮上の余地はあります。人気薄での一発を狙うなら、3連系のヒモとして押さえておきたい存在。外枠から包まれず、スムーズに立ち回れるかがポイントです。展開ひとつで、上位人気馬を脅かす可能性を秘めています。
14番 ヴーレヴー(8枠・単勝17.9倍/5番人気前後)
巴賞を3馬身半差で圧勝した勢いに乗る上がり馬が、単勝17倍台。大外8枠14番を引きました。前走の函館芝1800メートルを圧勝し、洋芝適性と1800メートル適性を証明済み。父サトノクラウンの牝駒らしく、今は1800メートルがベスト距離で、この機動力は札幌の小回りで生きます。追い切りも札幌ダートでA評価と、状態は良好。横山典弘騎手を配し、重賞初制覇を狙います。大外枠は課題ですが、外から動ける脚質なら、むしろ揉まれずに立ち回れるメリットも。稍重の洋芝は、前走で対応済みだけに不安は小さいでしょう。勢いは出走馬でも屈指で、一気の重賞制覇があっても驚けません。
まとめ|稍重の馬場が導く結論は
クイーンステークス2026は、1番人気ココナッツブラウン(2.9倍)、2番人気エリカエクスプレス(3.4倍)の2強に、3番人気コガネノソラ(9.5倍)以下が追う構図となりました。
最大の注目ポイントは、当日の稍重の馬場です。時計のかかる洋芝は、2024年に稍重でこのレースを制したコガネノソラに絶好の条件。パワー型のココナッツブラウンやカテリーナ、パワー血統の3歳フェスティバルヒルにも味方します。一方、逃げ馬不在のメンバー構成は、ハナを切れれば武豊騎手のエリカエクスプレスに展開が向きそうです。
軸は堅実なココナッツブラウンとエリカエクスプレスの2頭。これに、馬場が味方するコガネノソラ、舞台巧者のボンドガール、軽量のフェスティバルヒル、勢いのヴーレヴー、実力上位のケリフレッドアスクを加えた馬券構成が有力とみます。稍重という当日の条件を最大限に考慮し、パワーとスタミナを兼ね備えた馬を狙うのが、的中への近道となりそうです。
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