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ヴィクトリアマイルは東京競馬場の芝Bコース開催2日目に行われます。

今週よりAコースから3メートル外に内柵を設置したBコースへ替わるため、傷みの出ていた内柵沿いの馬場が回復し、良好なコンディションが期待できます。

スタート地点は向正面の2コーナー出口付近。

緩やかな下り坂からのスタートとなるため、序盤からスピードに乗りやすいのが大きな特徴です。

バックストレッチは540mと長く、前半600m通過タイムは34秒台前半になる傾向があります。

スタート後200mから400mにかけては10秒台のラップが刻まれるなど、先行争いは非常に激しくなります。

向正面後半では一旦上り坂をこなし、その後3〜4コーナーにかけて再び緩やかに下ります。

3・4コーナーはカーブも緩やかで、ペースが大きく落ちることなくスピードを維持したまま直線へと向かえる設計です。

最大の難所はゴール前の直線。

全長525.9mを誇る長い直線の前半、残り460m地点から300m地点にかけて高低差約2mの急坂が待ち受けます。

この坂を上り切った後もなお約300m――函館芝コースの直線とほぼ同距離――の末脚勝負が続き、瞬発力と持続力の両方が厳しく問われます。

レース全体を通じて息が入りにくい緩みのないラップが続くため、決着タイムは1分30〜32秒台前半の高速決着が想定されます。

後半600m・800mのラップは前半よりもむしろ速くなる傾向があり、真の実力馬でなければ最後まで踏ん張ることができません。

また、Bコースへのコースチェンジにより内側の馬場状態が良好なため、経済コース(内側)を通った馬が有利。

差し馬が直線で大きく外に出すと距離ロスが響き、苦しい競馬を強いられます。

馬群を巧みに捌く勝負根性と、スピードと切れ味を兼ね備えたマイラーとしての総合力——それがヴィクトリアマイル攻略の鍵となります。